Godox C100はカメラ撮影用の露出計として使える。写真撮影の露出測定を試してみた
Godox C100は、写真と動画を撮れる小型カメラでありながら、フィルムカメラなどの外付け露出計としても使える製品です。中央約25%の明るさを測り、ISO・絞り・シャッター速度の組み合わせを確認する方法と注意点を紹介します。
目次
商品紹介動画
結論
Godox C100は、精密な入射光式メーターというより、被写体へ向けて露出の目安を素早く確認できる小型の反射光式露出計です。ISOを合わせれば絞りとシャッター速度が連動し、マニュアル撮影の設定を決めやすくなります。65gの本体で写真と動画も撮れるため、露出計を内蔵しないフィルムカメラと気軽に持ち歩きたい人に面白い1台です。
よかった点
- 透明ファインダー中央約25%の明るさを測り、ISO・絞り・シャッター速度を表示できる
- 絞りとシャッター速度が連動し、同じ露出量を保った設定の組み合わせを探せる
- 約65g、厚さ約19.1mmの小型ボディで、露出計としてもカメラとしても持ち歩ける
- 写真と動画の撮影、4種類の画面比率、最大128GBのTFカードに対応する
気になった点
- 被写体からカメラ方向の光を測る入射光式ではなく、中央部分から返る光を測る反射光式
- ISOの設定範囲は100〜800で、超高感度フィルムやISO 800を超える設定には直接対応しない
- シャッター速度の表示範囲は1/8000秒〜1秒。長時間露光の設定をそのまま表示する用途には向かない
- ストロボ光を測るフラッシュメーター機能や、撮影画像をその場で確認する一般的な背面モニターはない
向いている人
- 露出計を内蔵していない、または露出計が故障したフィルムカメラを使いたい
- マニュアル撮影で絞りとシャッター速度の組み合わせを手早く決めたい
- スマートフォンの露出計アプリより、撮影に集中しやすい専用機を持ち歩きたい
- 透明ファインダーで写真や短い動画を撮る、画面のないカメラも楽しみたい
Godox C100は、小型カメラと露出計を1台にまとめた製品
Godox C100は、透明な光学ファインダーをのぞいて写真や動画を撮れる、画面のない小型デジタルカメラです。一般的な背面モニターの代わりに透明画面へ撮影モード、構図枠、バッテリー残量などを重ねて表示します。
特徴的なのが、撮影機能とは別に用意された測光モードです。ファインダーを被写体へ向けると周囲の明るさを測り、ISO、絞り、シャッター速度を表示します。C100自身でスナップを撮るだけでなく、露出計のないフィルムカメラやマニュアルカメラの設定を決める道具として使えます。
中央約25%を測光。被写体へ向けて露出を確認する
測光モードでは、透明ファインダー中央の約25%が測定範囲です。まず撮影するフィルムやカメラに合わせてC100のISOを設定し、露出を合わせたい被写体へ中央を向けます。表示された絞り値とシャッター速度を、実際に撮影するカメラへ移せば準備完了です。
画面全体の平均ではなく中央部分を読むため、人物なら顔、物撮りなら商品の明るさを基準にしやすい方式です。一方で、白い壁や黒い服のように反射率が大きく異なるものへ向けると表示も影響を受けます。迷ったときは中間的な明るさの場所でも測り、複数の値を比べると露出を決めやすくなります。
絞りとシャッター速度が連動するので、撮りたい表現へ合わせられる
ISOは100〜800の範囲から手動で選びます。絞りはF1.0〜F64、シャッター速度は1/8000秒〜1秒の範囲で表示され、どちらか一方を変更すると、同じ露出量を保つようにもう一方が自動で変わります。
背景をぼかしたいときは絞りを開き、動きを止めたいときは速いシャッター速度を選ぶ、といった決め方ができます。値を決めたらシャッターボタンで測光パラメーターをロックして保存できるため、C100を下ろしてから撮影用カメラへ設定を移せます。
入射光式やフラッシュメーターとは役割が違う
C100が測るのは、被写体へ当たって戻ってきた光です。露出計を被写体の位置へ置いてカメラ方向の光を測る入射光式ではありません。また、ストロボを発光させ、その瞬間の光量を測るフラッシュメーター機能も案内されていません。
そのため、スタジオで照明比を細かく作り込む用途より、街歩きや自然光のポートレートで露出の目安を得る使い方に向いています。反射光式の特性を理解して使えば、電池切れや故障で内蔵露出計を使えない古いカメラの心強い相棒になります。
65gの薄型ボディだから、フィルムカメラと一緒に持ち歩きやすい
本体は約104.1×71.7×19.1mm、重さは約65gです。専用の大型露出計を追加する感覚ではなく、薄い小型カメラをポケットへ入れる感覚で持ち出せます。透明画面には測光値が重ねて表示されるため、被写体から目を大きく離さず値を確認できます。
5分間操作しないと自動で電源が切れる仕様も、移動しながら使うときのバッテリー消費を抑えるのに役立ちます。連続撮影時間は1.5時間超ですが、露出計として断続的に使う場合の駆動時間は使い方や環境で変わります。
写真と動画も撮れるが、画質より撮る体験を楽しむカメラ
C100には写真モードと動画モードもあり、16:9、3:2、4:3、1:1の4種類から構図枠を選べます。撮影データは最大128GBのTFカードへ保存し、USB Type-Cケーブルでスマートフォンやパソコンにつないで確認・転送します。
背面モニターで撮った直後に画像を確認するカメラではないため、構図を決めたら結果を気にせず撮り、後でまとめて見る楽しみがあります。高画質を細かく追い込むメインカメラではなく、露出計を持ち歩くついでに気軽なスナップや短い動画も残せる製品と考えると魅力が分かりやすいです。
結論:フィルム撮影の露出測定を、身軽に始めたい人に合う
Godox C100の測光操作は、ISOを合わせ、中央を被写体へ向け、絞りとシャッター速度の組み合わせを選ぶというシンプルなものです。露出計を持たないフィルムカメラでも、勘だけに頼らず撮影設定を決められます。
測定範囲や反射光式ならではの注意点はありますが、約65gの本体に露出計、写真、動画の機能がまとまっているのはユニークです。初めて外付け露出計を試したい人や、画面のないカメラで撮る過程そのものを楽しみたい人におすすめです。
スペックメモ
| 製品名 | Godox 透明取景カメラ C100 |
|---|---|
| 測光方式 | 透明ファインダー中央約25%の反射光を測定 |
| ISO設定範囲 | ISO 100〜800(手動設定) |
| 絞り表示範囲 | F1.0〜F64 |
| シャッター速度表示範囲 | 1/8000秒〜1秒 |
| 画面比率 | 16:9、3:2、4:3、1:1 |
| 透明画面 | 60.8×47.8mm、透過率50%超 |
| 記録メディア | TF(microSD)カード、最大128GB |
| 充電・データ転送 | USB Type-C、USB 2.0、入力5V/1A |
| 連続撮影時間 | 1.5時間超 |
| 本体サイズ | 約104.1×71.7×19.1mm |
| 重量 | 約65g(TFカードを除く) |
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